江戸版・聖パロマの夜祭り〜火事とケンカは江戸の花の巻〜
La Verbena de la Paloma Versión EDO
2019年12月1日(日)スペインクラブ銀座
2020年3月1日(日)高円寺エスペランサ
2020年3月17日(火)フアン・デル・エンシーナ劇場(サラマンカ大学)は延期。
演出・日本語台本・字幕 桜田 ゆみ
◯登場人物(スペイン遠征組)
風利吉……………………古澤 利人
お佐奈……………………桜田 ゆみ
お倫/能の謡……………須永 尚子
薬屋の伊良衛門…………小野 勉
お留………………………武井 直美
おカス……………………古澤 薫
セバ蔵/親分……………山口 宏一
能のシテ…………………サリナ
蕎麦屋……………………濱田 吾愛
お茶屋のお雪……………高橋 由希
お鈴………………………鈴森 ゆい
お宮………………………天宮 茄奈
お道………………………武藤 道子
利空之新…………………古澤 利空
音之介……………………古澤 利音
近藤 勇……………………平岡 基
ピアノ……………………高島登美枝
照明・音響・映像………金澤 貴也
あらすじ
19世紀のマドリッドを舞台にした、一幕もののサルスエラ(ヘネロチーコ)の大傑作。スペイン生粋のサルスエラ「聖パロマの夜祭り」は、マドリッドの下町ラ・ラティーナに暮らす人々の物語。これを日本の江戸に置き換えまして…
時は1860年、ところは日出ずる国、ハポン!夏祭りが開かれる日、浮世絵師の見習いをしている風利吉(ふりきち)は、恋仲のお佐奈(おさな)のことで悩んでおります。
一方、お佐奈の方は、やきもち焼きの風利吉に呆れているところ。
美人姉妹で有名な、お佐奈と妹のおカスは、叔母の留(とめ)と一緒に長屋に住んでおりますが、叔母は、初老のお金持ち、薬屋の伊良衛門(いらえもん)に、ふたりのどちらかを売り込もうと考えます。伊良衛門と姉妹たちが夜祭りに出かけようとしたところで、風利吉と鉢合わせ!風利吉はお佐奈に詰め寄り、伊良衛門に飛びかかります。野次馬もやって来て大騒動になりますが、結局のところ、お佐奈が「嫉妬するあんたを見て楽しんでいただけよ、ごめんね!」と誤り、風利吉も許し、一見落着。
「さぁ!皆で夜祭りを楽しもうじゃないか!」と、大団円で終わります。
【作品概要】
トマス・ブレトン作曲/リカルド・デ・ラ・ベガ台本
Compositor:Tomás Bretón/Libretista:Ricardo de la Vega
Fecha de estreno:17 de febrero de 1894
Lugar de estreno:Teatro Apolo Madrid
日本語初演上演 2004年9月6日、8日(於:オペラサロン・トナカイ)